うねり打法は、田淵幸一らにによって提唱された打法。スパイクシューズの軸足内かかと部分の歯を地面に食い込ませ、地面からの反力を利用して振り出す。「後ろ側の脚(右打者なら右足)の”かかとの内側”(うちかかと)で地面を押しつけるようにすることで生み出されるパワーを、体の各部をらせん状に上がってくるような形で吸い上げ、バットの加速運動に最大限の効率で生かしていこうというもの」である。
軸足の拇指球(親指の付け根)を使って一気に回転する一般的な打ち方と比べ、うねり打法では身体を下の方から順番にねじり戻していくため、力が段々と伝わっていき、インパクトの瞬間にピークに達するとされる。他にも、拇指球回転型の打ち方がふくらはぎ周辺の筋力を直線的に発揮することで股関節等の骨格を基にした脊柱軸の回旋運動(1stスピン)を発生させる一方、うねり打法では骨格、重心移動が主導の反射的な螺旋状の筋出力が見込めるという利点がある。
この打法の発見者の手塚さんはうねり打法を「発見」しただけであり、それ以前にも知らず知らずのうちにうねり打法を実践していた打者が存在する。今まで気付かれていなかったのは、打者が頭の中で描いているイメージと、実際のスイングにずれがあったためである。
手塚さんの著書『バッティングの極意』では、うねり打法をおおまかにシングルスピン打法、ダブルスピン打法に分類できるとし、濱中治や小笠原道大をシングルスピン系に、タフィー・ローズや中村紀洋をダブルスピン系の打者としています。アレックス・カブレラ選手や清原和博のこの打法の理論を含んでいるとも言われます。
田淵幸一さんは阪神タイガースの打撃コーチをしていた際、チーム全体にこの打法を指導し、濱中元選手がこのうねり打法を練習した際にははニュースや新聞で大々的に取り上げられました。
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