コース別のバッティング

真ん中ばかりなら打てるのは当たり前。でもモチロン内角・外角を中心に投手は投げてきます。そこで様々なコースを打つコツを解説します。

内角・外角の打ち方の基本 

                    外角        内角

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■内角(インコース)の打ち方

打つポイントは投手に近いポイントで打ち、腰を鋭くひねりバットを球にぶつけて感覚で打つ。良く、腕をたたんで打つとか言いますがグリップをボールの内側へ入れる感覚でスイングしてみて下さい。グリップをボールにぶつける感覚と言うよりはこっちの方が分かり易いかと思います。当然、ボールは体の前で打たないと捌けませんのでタイミングは早めです。

ドアスイングになると絶対に打てません。普段の素振りからコースを意識してみてください。なお、一番打ちにくいとされるインハイですが、バットヘッドを多少上げると、この角度が90度近くなるためバットの芯が体に近くなって内角のボールが打ちやすくなります。そして、振るというよりはむしろ押すといった感じでスイングします。

■外角(アウトコース)の打ち方

引っ張って打つのではなく、逆らわずに流し打ちすることが大事。ポイントを遅らせて、バットを押し出すように出す。外角低めは踏み込めば打てないことはないですが、凡打になりやすいです。外角球を打つときは下半身のバランスがとれ、安定したスイングが力強い打球を生みます。安定したスイングは、軸足がしっかりと固定されていなければなりません。

また、外角球を打つには、捕手に一番近いポイントで打つことです。つまり”球を引きつける”ことが大切です。腰が引けてはダメで、右脇を(右バッターなら)しめて腰を開かずに押し出します。スイングはインサイドから外角に向かっていき、軸足側の脇をしめながら鋭く振り切るイメージが大切です。

■高目の打ち方

フライになりやすく高めですが、振り幅が大きいと振り遅れの原因になります。鋭く腰を回転させ、軸足側の腕を早めにかぶせていきます。高目の苦手な人は軸足側の肩が下がるアッパースイングが多く、しかもタイミングが遅れて始動しているようです。バットを短く握ることも解決策のひとつです。

■低めの打ち方

膝を曲げずにしっかりと伸ばして壁をつくった状態でバットを振りぬけば、下半身のパワーが伝わり力強い打球を飛ばすことができます。また足元の低い投球に対して、上からたたいたり水平にスイングすることは難しいので、アッパースイングでバットを振り抜くようにして膝を伸ばしたまま、充分にボールを引き付けてバットを下から振り抜きます。

軸足を十分に曲げ、腰を落として打ちましょう。基本的に低目の球の打ち方は、スイング軌道が円を描くのではなく、バットの先端が直線的にヒッティングポイントに到達するようにスイングします。両脇をしめ、振り幅を小さくコンパクトに力強く振ります。

■インコース高めのボール

インコース高めの打ち方のポイントは、バットを上から出すことを意識することです。グリップが下がって、バットが下から出るとしっかり打つことはできません。バットのヘッドを立てて、バットを肩越しに振るようにします。その時、バットのヘッドが下がらないように、肩の高さぐらいで、バットが回転していくように振りきります。

当然、体に近いボールですので、腰の回転を十分に使わないと、強いインパクトを生み出すことができません。ミートポイントが内角のボールはピッチャー寄りになるので、腰の回転も速くないと対応できないのです。練習時には、バットのヘッドを立てて、最短距離で振るという意識を持って行いましょう。

■インコース低めのボール

インコース高めのボールに比べると多少は打ちやすいコースだと言えます。高めのバールの場合、バットとボールの距離が近いので、かなり窮屈な感じになりますが、低めの場合は、ある程度距離がありますし、ボールの勢いが高めにくらべ弱いので、打ちやすく、当たればよく飛ぶコースといえます。

インコースのボールは高低にかかわらず、ミートポイントがピッチャー寄りになります。つまり、早めに始動し、腰を回転させていく必要があります。早すぎるとファウルになってしまいますので、自分の始動のタイミングをしっかり把握しておかないといけません。

バッテリーの攻めが、インコース主体の場合は、最初からステップをややオープン気味にするなどの工夫もしてみましょう。インコース低めの場合、ひざの近くにボールが来るという意識が強いと、ひざが開く(右バッターの場合三塁側に開く)ことになりがちですので注意しましょう。ひざの開きを我慢し、アゴをグッと引いて、バットを上から落とす感じで打ちましょう。

ひざの開きを我慢するために、ひざが硬くなっては意味がありません。低めのボールの場合は、若干ですが、腰やひざを曲げて沈みこむような形になります。その時、ひざが硬いと、柔軟な対応ができません。柔軟で力強いひざと下半身が必要といっていいでしょう。インコース低めが苦手な人は、まず下半身の柔軟な動きができているかを確認しながら、素振り、ティーバッティング、トスバッティングなどを繰り返しましょう。

■アウトコース高めのボール

アウトコースのボールを逆方向(右バッターならライト方向)に大きなホームランを打つのを見たことがあると思います。そういう時のボールはアウトコースの高めである場合が多いです。つまり、アウトコースの高めは当たれば飛ぶコースなのです。だからといって、真ん中やインコースのボールと同じように打っても遠くへは飛んで行きません。最初からアウトコースに意識が行き過ぎてしまうと、体が前に突っ込んでしまいますので、軸足(右バッターなら右足)に重心を残しておくようにしましょう。

アウトコースの場合、インコースや真ん中のボールに比べ、キャッチャー寄りでミートする必要があります。そのため、後ろ足に粘りが必要です。後ろ足のかかとが早く上がってしまい、親指を軸に回転してしまうと、バットが早く振れ過ぎてしまいます。つまり、ボールはバットの先っぽに当たることになります。アウトコースが届きにくいと感じる場合は、ステップなども工夫してみましょう。ベースよりにステップするなど、コース別の打ち方をいろいろ練習に取り入れてみてください。

あと大事なのはきちんとアゴを引いておくことです。高めのボールなので、無意識にアゴを上げてしまい視線がぶれる人も多いのです。アウトコースのボールのミートポイントをなかなかつかめない人は、ティーバッティングなどの練習を繰り返すことをお勧めします。

高低の打ち方の基本

高め打ちの姿勢 低め打ちの姿勢 高め打ちのスイング軌道 低め打ちのスイング軌道
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極端に腰と膝を曲げたスイングとは、目線の位置が大きく変わり、正確なインパクトが出来ない。
上体とミートポイントとの関係を買えずに強いインパクトを生み出す工夫が必要。

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